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絶滅の恐れある稀少な淡水魚 カワバタモロコ展示中   「朝日新聞」掲載

絶滅の恐れある稀少な淡水魚 カワバタモロコ展示中
「朝日新聞」掲載

絶滅の恐れある稀少な淡水魚
カワバタモロコ展示中

環境団体保護  刈谷市役所、29日まで

環境所と県のレッドデータブックで絶滅の恐れが指摘されている淡水魚のカワバタモロコ(コイ目コイ科)が、刈谷市役所で展示されている。約1年前に市内の用水路で見つかり、環境ボランティア団体「刈谷環境支援員の会」が中心となって保護してきたものだ。

カワバタモロコは約1年前、用水路の環境整備工事の準備調査の際、同会の神谷幸彦さんが10匹余りを見つけ、採取。同会は碧南市の碧南海浜水族館の指導を受け、保護に乗り出した。この場所に昔から生息している在来種か、外部から持ち込まれた移入種かはわからないという。
カワバタモロコは体長約5センチ。日本固有の淡水魚で静岡県から九州北西部の池や沼、流れの緩やかな水路や小川などで生息が確認され、産卵期にオスは金色に変わる。
開発などによる生息環境の悪化のほか、密漁や外来種の増加で激減した。豊田市や西尾市では天然記念物にも指定されている。刈谷市などによると、ここ数年、市内で見つかったという報告はないという。
採取したカワバタモロコは、同市泉田町のビオトープ「逢妻の郷」で保護、増殖され、現在は100匹ほど増えたという。
神谷さんが所属する刈谷環境支援員の会は、市の養成講座の受講生ら30人でつくるボランティア団体で、河川の水質調査や学校などでの環境教育に取り組んでいる。今月が環境月間に当たることから、同会はカワバタモロコ20匹を市役所で展示することにした。神谷さんは「稀少種の存在を知ってもらい、自然の大切さや環境維持について考えるきっかけにしてほしい」と話す。展示は29日まで。

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