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故郷の川 メダカ放流 刈谷、ビオトープ完成   「朝日新聞三河」掲載

故郷の川 メダカ放流 刈谷、ビオトープ完成
「朝日新聞三河」掲載

刈谷市井ヶ谷町を流れる旧茶屋川を利用した「茶屋川園ビオトープ」が完成し、地元の子どもたちが22日、クロメダカ約200匹を放流した。同市が農業用水路の旧茶屋川に架かる橋の撤去と併せ、約450平方メートルのビオトープをつくった。
地元の住民らでつくる茶屋川保全会が管理し、生態系に配慮しながらホタルやメダカが生息する水辺づくりをめざす。せせらぎには水草が植えてあるほか、周辺にはハナミズキやユキヤナギ、クリなどの樹木も植えられている。
この日には、竹中良則市長らが出席して完成式典をした後、地元小学生の親子約50人が、汚染の度合いを示す化学的酸素要求量(COD)や水素イオン濃度(PH)を測定。生活排水や汚水が流れ込んでいないことを確認したうえで、市内で捕獲したクロメダカを放流した。旧茶屋川ではコウライモロコやオイカワ、ドジョウなどの生き物も観察できるという。
同保全会では、定期的に草刈などをし、ビオトープを子どもたちの環境教育として活用するほか、来年にはホタルの幼虫を放つ準備をしている。

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