施工管理という仕事の実際を充分理解してこの仕事に就く人はあまりいないと思います。大学の教科書で“施工管理とは”と概念では分かってはいても、実際にこの仕事で求められることはとても幅広いです。端的に言えば「ものを段取りして指示をして予定通り進んでいるか確認していく仕事」ということになるのですが、現場で必要とされるのは、“時間”と“コスト”と“人員”+“品質”のマネジメントです。それと、天候や経済などの変動要因に対する臨機応変な判断と決断力が試されます。施工管理の業務は幅広く、日々その奥深さを実感してます。
第一建築事業部
大平賢次
2008年度入社
チームの強い絆こそが品質に大きく響くことを知る
「施工管理」という仕事の奥深さ
これまでの角文の歴史にはないものを
入社して以来、人として色々なところが変わったと感じています。昔の僕はアルバイトも部活動も長続きせず、正直なことを言うと社会人になっても同じ会社でずっと勤められないのではないかと思っていました。そんな自分が角文に勤めて10年以上経ち、今では現場の職人さんや施主の方から何を訊かれてもきちんと答えられるよう、日頃から勉強をしたり、仕事を楽しんで出来ているような気がします。今後はこれまでの角文がやってこなかったようなものに挑戦が出来たらと思っています。
「また頼むよ」の一言がうれしい
人前で話すのが得意というわけではないのですが、仕事ではいつも現場で職人さんの前で話したり、お客様に説明していて、質問をされたときにわからないことがあってはいけないので、常にプレッシャーは感じています。ですが、手がけたものが完成したものを見た時や、完成後に職人さんから「また頼むよ!」とか、「また一緒にやろう!」というような声を頂けた時はやりがいを感じますし、きちんと関係作りが出来ていたんだな、と嬉しく思います。
プロ同士の一線を超える絆が品質を左右
この仕事をする上で現場の職人さんとのコミュニケーションはとても大事だと思っています。工事業者の職人さんは内装・電気・水道などそれぞれのプロの領域が決まっていて、通常、その仕事の範囲外のことについては意見を言ったりはあまりしないのですが、信頼関係が出来ていると範囲外のことでも気付いたことの指摘をしてくれます。日頃から職人さんと世間話をしたり、意見交換をしたりきちんと一人一人の職人さんと向き合ってコミュニケーションをとることで、業務も楽しくなりますし、より良いものが出来ると考えています。