環境学習environment

第10回 逢妻川の環境学習

夏の恒例行事!逢妻川の環境学習「逢妻川のすべて」!
今年は記念すべき10回目です!

この行事は富士松南小学校の4年生児童の環境学習の一環として、
逢妻桜橋~大橋の間の逢妻川にて水質、生物、ゴミの調査をしていただく活動です。

 

 

ホタル幼虫の放流会と同じく4年生児童全員(106名)に参加していただきました。
3クラスをそれぞれ4つの班に分けて班で活動してもらいました。
各班には角文職員をスタッフとして配置し、児童の安全確認と調査指導をしました。

IMG_0625

まずは川の調査です。次の4つを行いました。

 

 

①川幅調査
メジャーをスタッフが持ち、川幅を先生に読み上げていただきました。
例年変わらず約34mなのですが、計測前に予測してもらったところ、
ほとんどの児童は20mくらいと予測し、30mはないと思うと口々に言っていたので
30m超えの結果にみんな驚きでした。

川幅

 

 

②透視度測定
透視度計という珍しい機器に子供たちも真剣に説明を聞きます。
測定結果はまちまちですが、だいたい27~32cmあたりでした。
中には50という児童もいて、みんなが驚嘆の声を上げていました。

IMG_0641 透視度計

 

 

③流速測定
われらが「アヒル隊長」を流して川の速度を測ります。
アヒル隊長を流す人、早さを測る人などの役割を交代しながら
測ることだけでなく、流すことも楽しんでいました。

IMG_0645

 

 

流速

 

④パックテスト
pHとCODを測ってもらいました。ホタル幼虫の放流会で児童みんなが経験していたので、計測はスムーズ。pHは7.5、CODは0でした。きれいですね

IMG_0646 パックテスト

 

 

⑤その他の測定
川の水温、におい、見た目のきれいさを見てもらいました。
水温計測

 

 

水質調査が終わると児童お待ちかね、川の生物・ゴミ調査です。
川の中に入ってタモ網とバケツを持って生物とゴミをとってもらいました。

IMG_0667 IMG_0661

20分間の作業でしたが、最初から最後まで一生懸命!
その成果もあってか、たくさんの生物とゴミを撮ることができました。

 

生物はシラスウナギ、フナ、マハゼ、外来種のアカミミガメ、カダヤシなどです。
魚たち アカミミガメ

カミツキガメや名古屋城のアリゲーターガーなど外来種の話題がメディアに出ることが多かったためか、今年の児童は外来種に興味を持ってくれた子が多かったです。
ペットとして飼っていた外来種を川などに放し、いままで生息してきた生き物が追いやられ生態系が壊れている、アメリカザリガニは外来種として捕まえたらどうしているのかなど生物名を挙げて感想や質問がありました。児童の間でも外来種という概念が根付いてきているのだなと感心しました。

 

また、ゴミは子供のゴミと大人のゴミに分類し、どんなものがあるか観察しました。
ゴミ分類

子供のゴミは、缶ジュース、おもちゃなど
大人のゴミは、お酒の缶、携帯電話、カセットテープ、ゴルフボール、網、ライターなどです。

ゴミ調査

やはり児童が驚くのは大人のゴミが多いこと。川に生きている生物たちのためにもゴミを川などに捨てないようにするなど、生物との共存を観点とした感想も児童から聞こえてきました。

 

 

今回も無事に川の環境学習を終えることができました。
なお、今回メディアの取材もしていただきました。
本日掲載及び放送がされるので、機会があればぜひご覧ください。

 

●ケーブルテレビキャッチ 7/11(木)
地上デジタル12チャンネル「KATCH TIME30」(18時~、20時~)2回放送
●中日新聞  7/11(木)三河版
●中部経済新聞  7/11(木)三河・静岡版

※50音順にて掲載

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