2008年05月23日
大理石の魅力に迫る!
皆さまこんにちは!すまいの角文です。
フローリングの床や壁紙など、住まいには本当にたくさんの素材が使われていますね。ですが、その一つひとつについては意外に知られていないのではないでしょうか?
そこでこのコーナーでは、毎回ひとつの素材をピックアップしてその魅力や特徴についてご紹介いたします!
記念すべき第一回目は、美しさが魅力の “大理石“ についてお話いたします。
大理石は、ギリシアのパルテノン神殿やルネサンス期の彫刻など美術や芸術分野の素材として、またホテルのエントランスロビーの床や洗面室の天板の素材として親しまれてきましたね。マンションでは、主にエントランスで使用されることの多い素材です。
最大の魅力は、その石目の美しさと光沢感、柔らかな肌触りです!
やさしく上品なオフホワイト系、重厚感ただようブラック系、洗練されたシャープなイメージのグレー系など様々な色調や模様が楽しめ、一点あるだけで高級感が増しますね。


↑(左)温かみある白+オレンジの大理石 (右)シャープなイメージのグレー+黒の大理石
●マメ知識① 大理石の模様について●
大理石は、石灰岩がマグマの熱で温度変化した変成岩の一種です。主成分の炭酸カルシウムのほかに、副成分として酸化鉄、粘土などが含まれている場合が多く、これらの割合によって様々な色調や模様ができるそうです。ちなみに、日本名の “大理石” は産地である中国雲南省の大理府の地名に由来しており、英語名では “マーブル” と呼ばれています。
マンションやホテルで使用する大理石は、採石後に必要な大きさにカットし、表面を磨いたものが使用されていますので、上品な光沢感とツヤ感がでています!
ただ、吸水性が高く、酸に弱いという特性もあるため、すまいの角文ではエントランスの床ではなく壁に使用することが多く、外装で使用する際は特殊なコーティングを施して保護しています。
ただいま分譲中 (08年5月現在) の 『エルグランデ高浜』 を例にご紹介しますと、コンセプトの 「アーバン・ハート」 を表現するため、打ちっぱなしのコンクリートと白の石目模様が美しい黒の大理石を使用したデザイン壁に、アクセントとしてオートロックの操作盤の台座にオレンジ系の大理石を使用しております!

↑エルグランデ高浜のエントランスホール(平成20年5月撮影)
●マメ知識② 大理石の産地について●
有名な産地はイタリア、ギリシャ、ポルトガルなどで、特にイタリアは世界の採掘量の約3割を占め、アフリカなど他国で採れた石もイタリアを経由して輸出されたりするため、世界の総取扱量の7割はイタリアが握っているそうです!
その関係でイタリア語 + 地名などの名前のものが多く、『エルグランデ高浜』 の大理石は、黒 = ネロクラウン(黒 + 英語で王冠)、オレンジ = ロッソアリカンテ(赤 + スペインの地名)という名前のものです。
←弊社施工事例
室内では、キッチンの天板に水に強く、彫刻などで使用される白大理石のような柔らかであたたかみある雰囲気を演出する人工大理石を使用しております。人工大理石は樹脂でできておりますので、メンテナンスのしやすさも魅力です!
すまいの角文では、天然大理石・人工大理石ともにその特性が最も合う場所に、デザイン性やインテリア性を考えて採用しております。ご覧になるマンションごとに、それぞれのコンセプトに沿ったデザイン・素材を採用しておりますので、モデルルームなどにご来場の際は各マンションの表情の違いもお楽しみください!

これからも、住まいで使用される素材パーツをクローズアップしてまいりますので、どうぞお楽しみに!ちなみに次回は、近年ハイテク化が進む “外壁タイルの魅力” をご紹介予定です!
投稿者 kakubun : 2008年05月23日 16:31 | トラックバック (0)
2008年08月22日
才色兼備な外壁タイルの魅力!
皆さまこんにちは!すまいの角文です。
今回ご紹介する住まいの素材は、住まいを外側から守る 「外壁タイル」 です!
住まいの外壁は、一年を通じて直射日光や風雨にさらされるため “快適で安心・安全な暮らし” のためには “強さや耐久性” が求められますね。
それと同時に、住まいの外観イメージを左右するため “美しさ” も重要な要素です。
実は、これらの要素をすべて兼ね備えているものが 「タイル」 なのです。
では、その魅力について詳しくみていきましょう!
●外壁タイルの魅力その① 高級感ある美しさ●
タイルは外壁素材のなかで最も凹凸が大きく、光の当たり具合によって表面の色が変化し、
独特の色調が楽しめます。また、表面の質感が重視されている素材ですので、建物に上質感が生まれ、建物全体のデザイン性を高めてくれます。タイル張りの住まいに高級感が感じられるのは、こういった特長によるものなのですね。
↑左)石の素材感が強いタイル 中)素焼レンガ風タイル 右)なめらかな磁器風タイル
●外壁タイルの魅力その② 高い耐久性●
タイルは無機質の素材で、自然環境の変化による影響を受けにくい特長があります。
雨や風、暑さや寒さ、紫外線などに強く、長期にわたって素材感の維持が可能とされていますので、大きな劣化や変色が少ない心強い素材といえます。また、硬度も高くキズに強い特長も備えています。タイルは30年以上経過しても、色あせがほとんど感じられませんので驚きですね。
●外壁タイルの魅力その③ メンテナンスのしやすさ●
タイルの表面は、吸水性がほとんどなくホコリも付着しにくくなっているため、汚れがしみ込まない特長があります。さらに、水をはじかず表面に膜が張るようにひろがる性能(親水性といいます) があり、膜がタイル表面の汚れを浮かして雨水とともに流れ落ちますので、外壁の汚れが軽減されます。最近は、親水性がより高い 「ナノ親水」 タイルも登場しており、手間をかけずに外観の美しさが維持できるようになってきています。

↑平成15年竣工の当社施工事例
いかがでしょうか?高級感があって美しく、高耐久性で管理がしやすい・・・タイルは、まさに “才色兼備” な素材ではないでしょうか。
弊社のマンションづくりのテーマ = OXIA(オキシア) は、「人にやさしく、環境を思いやり、今もこれからも快適な住まい」 の実現を目指しております。
外壁には、塗り替えの必要がなく耐久期間の長いタイル素材を要所に使用することで、美しさと環境への配慮を両立するように努めています!
すまいの角文では、物件コンセプトによってはエントランスホールにも内装用タイルを採用するケースもあり、それぞれのマンションに合った表情や雰囲気を演出しています。

↑平成18年竣工の「マンサール白山」のエントランスホール(2階まで吹き抜け)
左右のデザイン壁、床にタイル素材を採用しています。
モデルルームへ行かれる際に、「どのようなデザインコンセプトがあるマンションなの?」という視点で素材やデザインを見比べてみられてはいかがでしょうか?建築家のアタマの中を垣間見るようで、けっこう面白いですよ!
次回は、外装や内装だけでなく様々なパーツに採用されている “御影石” の魅力をご紹介いたしますのでお楽しみに!

投稿者 kakubun : 2008年08月22日 10:54 | トラックバック (0)
2008年11月14日
表現力豊かな御影石の魅力!
皆さまこんにちは!すまいの角文です。
今回ご紹介するすまいの素材は、耐久力とお手入れのしやすさが特徴の 「御影石」 です!
御影石は、花崗岩や閃緑岩、ハンレイ岩などと呼ばれる石種の総称で、マグマが地中の深いところでゆっくりと冷却されて結晶化し、地殻変動で地表に露出したものです。
現在は世界各国から輸入されていますが、もともとは兵庫県の御影地区で採れた石の総称で、お城の石垣や神社の鳥居などに使われていました。
住まいづくりの現場では、大理石と並んで使われることが多い素材で、マーブル模様が美しい大理石に比べ、点でちらばる様々な色の模様の美しさで人気があります!
では、御影石の特徴や魅力を詳しくご紹介いたします!
●御影石の特徴その① 輝きを放つ重厚感
英語で “granite (グラナイト)” と呼ばれ、その語源はラテン語の “granum” (=種子、穀粒) とされる通り、模様のひとつひとつが粒のように見えます。
白・黒・グレーが多いですが、緑系やピンク系、赤系など色のバリエーションも豊富です!
磨かれた御影石はとてもなめらかで、その輝きは上品で重厚感にあふれています。



↑右から、白系、ピンク系、緑系の御影石
現在、日本で採石されているのは白やピンク、グレーなどの色の薄いもので、赤や黒は外国(中国、韓国、アフリカ、インド、北欧、ブラジルなど)産しかない状況だそうです。
国内の主な産地は茨城、愛知、岡山などで、中でも瀬戸内海の島々から採れる御影石は質が良いことで評判が高いものの産出量は減少傾向にあり、国産は貴重な素材となりつつあります。
●御影石の特徴その② 高い耐久性
御影石は、なんと700年経ってはじめて風化が始まるといわれるほどの耐久性があります!
そのため、ビルやマンションの外壁として利用されるケースが多く、マンションでは同じく耐久性の高いタイル素材と組み合わせて使用しているケースが多く見られます。
特にマンションでは、顔ともいうべきエントランスに採用することで建物全体に色あせない上品さを漂わせることができます。
←本磨き仕上げの御影石を採用したエントランス外観(刈谷市の当社分譲済マンション)
●御影石の特徴その③ メンテナンスのしやすさ
緻密で粘り気がなく非常に硬い石質のため、汚れに強いのも大きな特徴です。風雨にさらされる外壁だけでなく、マンションのエントランスホールやキッチンなどの面材、玄関の上框(あがりかまち)などで利用されているのは、この汚れにくく強い性質によるものです!
←上記マンションのエントランスホール。バーナー仕上げの御影石を使用し、モダンな雰囲気を漂わせています。
●マメ知識 御影石の仕上げ方法について●
建物の外観や床、水まわりなどで使われる御影石には、主に3種類の表面仕上げ方法があります。
① 本磨き仕上げ
水を使用して磨いた水磨き面を砥石で磨き上げたもので、美しい光沢や艶があります。
② 水磨き仕上げ
水を使用し、御影石の表面を研磨したもので、光沢がなくマットな雰囲気になります。
③ バーナー仕上げ
酸素とガスのジェットバーナーで表面を吹き飛ばしたもので、手触りはなめらかですが凹凸ある表面があたたかみある雰囲気を漂わせています。

↑バーナー仕上げと本磨き仕上げの御影石を組み合わせて使用し、
あたたかい雰囲気を演出したエントランスホール。

↑上記エントランスホールがある知立市の当社分譲済みマンション。
外観は明るく、やさしい雰囲気を漂わせています。
色や表面の仕上げ方法によって本当に様々な表情が楽しめる御影石は、表現力の豊かさの面で他の天然石にはあまりみられない魅力があふれていますね!
すまいの角文では、手がけるマンションのデザインや完成イメージなどに応じて採用する素材を変えております。立地や間取りなどの他に、建物の雰囲気なども見比べてぜひお気に入りの住まいを見つけられてください!
次回からは、住まい内部の素材についてご紹介いたしますのでお楽しみに!
投稿者 kakubun : 2008年11月14日 13:48 | トラックバック (0)

